O-GPS1 

カテゴリ:機材・その他

PENTAXのオプションパーツに「O-GPS1」という物があります。

PENTAXのサイトには「対応する当社デジタル一眼レフカメラのホットシューに装着するだけで、

撮影画像に緯度・経度・高度・ UTC(協定世界時)・方位情報を記録することができるGPSユニットです。」

とあります。

今まで僕はGPSロガーという機器を用いてGPSログを取り、後で撮影した画像とそのログデータを同期させて

画像のExif情報に書き加えておりました。

キャノンのRAWにはソフトが対応していたようで、何も考えること無くRAWのままでGPSデータを登録する

ことが出来ておりました。

その後ニコン→ペンタックスと移行していったのですが、それらのRAWファイルはそのソフトでは読み込む

ことすら出来なくなってしまいました。

そのソフトはもはやバージョンアップもしていないようでしたのでどうしたものかと思案しつつそのまま1年弱

放置しておりました。

それが少し前にペンタックスにはオプションでそういう機材があることを知りついポチってしまいました(^^;;

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これが「O-GPS1」

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裏面

ホットシューに取り付けるとこんな感じになります。

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後ろから見ると

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少しかさばります。

しかもファインダーを覗くとおでこに当たって邪魔くさいです(笑)

ですがこれだけで撮影した画像にGPSの位置情報を書き加えてくれるのですから超便利。

スイッチを入れるとこうなります。

IMG_2703_20150301235317395.jpg

右上の方に電池レベル、手振れ補正表示の横に衛星マークが追加されています。

衛星を捕捉していないうちは赤い表示です。

衛星を捕捉しログが可能になるとグリーンに変わります。

IMG_2704.jpg

これで撮影したデータにGPS情報が書き込めるようになりました。

IMG_2714.jpg

撮影日時、緯度・経度、標高に加え撮影時どちらの方角を向いていたかまで記録されています。


鳥を撮影するにおいて、いつどこで撮影したかというのは非常に有用なデータなのでこれは非常に

ありがたいオプションパーツですね。

と言っても、GPSデータを書き込むくらいならキャノン、ニコンにもこのようなパーツはあります。

ですがこの「O-GPS1」にはもうひとつ、他には無い画期的な機能があったのです。

実際その機能があったことが購入の決め手となったのですが、そのことについてはまた次回・・・・・。


(ネタが無いので無駄に引っ張る・・・・笑)





ボーグAF化計画(NIKON D300編①) 

カテゴリ:機材・その他

先日キャノンのボーグAF化について書きましたが・・・。

AFの歩留まりの悪さに不満があったので、新たな手を打ちました。

ボーグを比較的簡単にAF化するにはニコンかペンタックスを使うのが普通です。

と言うのもニコンからはTC-16A、ペンタックスはF-AFアダプターというマニュアル

レンズをAF化してしまうと言う夢のようなアダプターが存在するからです。

ニコンの場合は現在は製造終了していますが、ペンタックスはいまだに現役で

カタログにも載っているそうです。

最終的にはペンタックスでボーグをAF 化しようと目論んでいて、既にアダプターも

購入済みだったり・・・(笑)

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オークションで相場最安くらいで落札できました。

ただ、ボディを買うにはちと余裕がなくて・・・(^^;;

なので急場しのぎというわけではないのですが、手元にボディのあるニコンで

やってみようと思いこれもオークションでTC-16Aを落札。

TC-16Aはそのままの状態ではデジタルの一眼では使えません。

分解して解像してやる必要があるんですが、何かそこまで手をかけるのもなあ・・と

思っていたら、なんと分解しなくても使えるようになる方法がありました。

部材があれば作業時間10分もあれば完了。

カメラに付けてみてAFボタンを押すと「ガシャ」といって作動しました。

IMG_3013.jpg

訳あってすでに取り付け済み(取り付け前に写真撮るの忘れただけだったり・・)

これにカメラマウント、マウントホルダー、2インチホルダーSと接続します。

2インチホルダーSの先には52ミリの溝が切ってあるので、そこへケンコーの

クローズアップレンズを取り付け、ヘリコイドMへと接続します。

IMG_3015.jpg

これで接続は全てネジ及びマウントのみですので光軸はきっちりと出てるはず。

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キャノンの時と違ってヘリコイドが付けられるので、細かなピント合わせが

可能になりました。

DSC_3687.jpg

日を改めて試し撮りです。

普通に撮ってみたら少し前ピンのようです。

D300にはAF微調整できる機能が付いていますので、それを使って調整しました。

DSC_3723.jpg

調整→撮影→画像確認→調整・・・・と繰り返して、何とかベストに近い状態になりました。

DSC_4189.jpg

それぞれ違いがあるでしょうが、僕の場合は個別レンズの登録+.18くらいでした。

DSC_4589.jpg

そして日曜日、いよいよ本命での試写。

DSC_4684.jpg

うーん、ちょっと暗すぎて高感度+低速シャッターでブレ画像連発。

ピントは合っているように思われるがいまいち成果がわからないという結末に。

あまり時間もとれなかったので満足いく枚数撮れていないので、リベンジの必要ありですな。

今後煮詰めていく必要ありです。



ボーグAF化計画(CANON EOS編 ②) 

カテゴリ:機材・その他

ボーグを半AF化して約3ヶ月ほど経過した。

おそらくボーグ本来の性能をフルに発揮出来ているとは思えないが、結果には概ね満足している。

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シロハラ

開けたところではAFも迷わず解像度もまずまず。

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コチドリ

AFスピードもUSMなのでストレスなくスッと合ってくれる。

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クロツグミ

驚いたのはこのように被写体の手前に小枝があるにも関わらず、目にしっかりとピントが合っている事だ。

背景がゴチャついているところではさすがに迷うケースが多い。

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コマドリ

被写体が小さいせいもあるかもしれない。

だが完全とは言えない部分も多々あって、

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ヤツガシラ

これなどは20枚ほど撮影したが一度もフォーカスが合うことは無かった。

コントラストの低い被写体には合いにくいのだろうか。

接続自体の問題もあるかも知れない。

AFアダプターとボーグ鏡筒との接続が塩ビ菅なので、きちんと光軸が出ていない可能性もある。

ストレス無くスッとピントが合うこともあるし、ファインダーで見て合っているようにみえてもなかなか

合焦してくれないケースも多い。

それが原因でせっかくのチャンスを幾度と無く逃して来た事もある。

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クロジ

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アカショウビン

これなどは近い距離から撮影出来たのだがAFがなかなか合わず何度もAFをし直している。

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基本的にドローチューブを伸縮させることで大まかにピントを合わせ最終的にAFアダプターにより

ピントを追い込んで撮影するわけであるが、ドローチューブの引き出し量の加減によるものなのか

それとも光軸の問題か定かではないがいくらAFが作動しても合焦しないケースがある。

微妙にドローチューブを動かしてやるとピピッとなるのだが、それでシャッターが切れてもピントが

合っていない写真になることも多い。

IMG_4359.jpg

この画像は目にフォーカスポイントがあってAFも合ったとカメラが判断してシャッターが切れたのだが

どこにもピントが合っていない。

実際こういうことのこと方が多くて綺麗に撮れたと思える画像は全体の3割もあればいいほうだ。

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AFが当てにならないとすればマニュアルで微調整という手もあるが、ドローチューブだけでそれを

やるのはちょっと難しい。

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ヘリコイドが付いていればもう少し細かく調整できたのかもしれない。

今回のアカショウビンはまあそれなりに解像した画像が無かったわけでもないが、ボーグとして

みればあまり納得できる画像は少なかった。

ボーグAF化への道は、まだまだ遠いようである・・・。


撮影全て
CANON EOS50D + BORG77EDⅡ+ KENKO AC CLOSE-UP No.3 + KENKO TELEPLUS PRO300 1.4x

ボーグAF化計画(Canon EOS編 ①) 

カテゴリ:機材・その他

いやあ、ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました(^^;;

この年度末は異常に忙しくて、正月にヤマセミを撮ってからはほぼ撮影はゼロ。

2月に至っては一度もカメラに触ることもなく終わってしまいました。

3月になってようやく時間的にゆとりが出来るようになりましたが何しろネタがない(笑)

そんなわけで今回は久しぶりに機材ネタ。


昨年4月に買ったボーグ。

春以降はいつも持ち歩きかなりの枚数を撮影してきた。

ボーグ使用の際のメインカメラはOLYMPUSのOM-D E-M5。

ほぼ止まりもののみの撮影に関しては非常に満足できる成果を残してくれた。

PB233823.jpg

P7140019.jpg
2枚ともノートリ・リサイズのみ

画質的には非常に満足してはいるが、よほど条件が良ければ半手持ちでの撮影も可能ではあるがほぼ三脚、

レリーズ使用が必須というのが難点であった。

昨年一度自作AFアダプターをかました画像をアップしたことがあるが、被写体があまりに遠く暗かったために

AFがなかなか合わず苦労したことがある。

AF用に使っていたレンズ自体が少し重かったのもあるだろうし、F値が暗くAFが迷ったというのも原因であった

かもしれない。

それ以降AFでの使用は諦めていたが、今になって再び挑戦してみることにしたのである。


まずAFアダプターについて簡単に説明しておこう。

本来ボーグとは少し乱暴な言い方かもしれないが簡単に言うと、対物レンズとレジューサーないしは

フラットナーで構成され、この二つのレンズの距離を調整することでピントを合わせて撮影するものである。

AF化するにはそのレジューサー部分を交換してAFユニットをかます必要がある。

まあネットで「ボーグ・AF・キャノン」などというキーワードで検索をかけるといくつかのサイトが出てくる。

その中で多く使用されているのがEF35-80mm F4-5.6 USM というレンズを使ってAF化しようというもの。

このズームレンズのレンズ、絞りをすべて取り払い変わりにフィルターを取り付けるところにAFレンズを

取り付けてそのレンズによってピントを合わせようというものだ。

ここまで自分で書いててちょっと意味がわからなくなってきたが(笑)、まず元となるレンズを手に入れる。

とりあえずAF機能だけ働いていればいいのでEF35-80mm/4-5.6 USM をジャンクで手に入れた。

このレンズを分解してすべてのレンズと絞りユニットを取り外し再び組み立てる。

そしてフィルターを取り付けるところに今回はケンコーのACクローズアップレンズNo.3を取り付けた。

ネットで検索してみるとこのレンズを使っている人が多いので参考にさせていただきました。

IMG_2997.jpg


画像は既に完成してしまっているが、画像ではさらにボーグと接続するためにレンズ鏡胴に0.6mmの

鉄板を数回巻き付け、滑り止めとして最後に紙ヤスリを巻いたもの。

横にあるのがテレコン代わりのケンコー テレプラス Kenko PRO 300 1.4X。

ボーグの対物レンズ77EDⅡのみだと撮影した画像にケラレが生じるのでこのテレコンも併用する。

IMG_2999.jpg

一番頭を悩ませたのがこのAFユニット(?)とボーグとの接続であるが、いろいろと検索するうちに

配管用の塩ビ管を使ってうまく接続しておられるサイトを発見した。

今この記事を書くにあたり再びそのサイトを探してみたが見つからなかった(^^;;

その方法としてまずVU65の塩ビ管と接続用のソケットを用意する。

本管のほうを今回は65mm位で切断、ソケットは本管を差し込む方と反対側を継ぎ部分から20mmほど

残して切断。

そして両方ともに縦に切り目を数カ所入れた。

IMG_3000.jpg

これをVU側に自作したAFユニットを差し込みバンドで固定する。

IMG_3003.jpg

そして最後にソケット側にヘリコイド以降を取り外したボーグ鏡胴を差し込みバンドで固定して完成。

IMG_3002.jpg

ドローチューブで大まかにピントを合わせてやると後はシャッター半押しでAFが作動、ピピッとジャスピンで

撮影が可能になる・・・・はずである(笑)

先週早速テスト撮影に出掛けてみた。

IMG_7789.jpg
ノートリ・リサイズ

IMG_7994-1.jpg
ノートリ・リサイズ

IMG_7994-2.jpg
等倍切り出し

ホオジロの撮影の時はAFモードがAIサーボになっていたのでオートフォーカスが頻繁に作動し結果として

少し甘い画像となってしまっている。

IMG_7863.jpg
ノートリ・リサイズ

飛びものにも挑戦してみたが空抜けで半逆光の割にはAFスピードは速くピントもまずまず来てると思う。

このシステムで近くは約5~6メートルくらいから遠くは100メートルちょっとの範囲でピントが合う。

焦点距離はきちんと調べたわけではないが撮り比べてみるとおおよそ500ミリ程度ではないかと思われる。

まだまだ微調整が必要ではあるが現時点でこれだけ写れば満足である。

この春はこのシステムをメインに使ってみるか(笑)

ちなみに、このシステムでEF70-200mm F2.8 IS USMⅡ + SIGMA1.4倍テレコンと比べてもかなり軽い。

かさばるのが難点ではあるが撮影ストレスも軽減させてくれるアイテムとなりそうである。


ボーグという選択肢 

カテゴリ:機材・その他

現在メインで撮影している機材はEOS50Dに70-200+2倍のテレコンをつけている。

これだと近距離(おそらく10m以内)では非常に良く写るのだがそれ以上離れるといくら

ジャスピンに合わせたつもりでもあまり解像度は良くない。

解像度だけが写真の全てでは無いけど、それでも少しでも綺麗に写したいと思うのは

写真家としての性であろう(笑)

しかしいわゆる大砲と呼ばれる500,600ミリクラスの白レンズには到底手が出せるはずが無い。

どうしたものかと考えている折、ボーグが値上げをするというアナウンスが流れた。

ところで、そのボーグとは何ぞや?と思われる方も多いと思う。

ボーグとは一言で言えばトミーテックというメーカーが販売している天体望遠鏡である。

もともと天体観測用のレンズであるが様々なパーツを組み合わせる事によりデジカメで超望遠撮影を

可能にしたレンズシステムである。

星を綺麗に映し出すことに優れているため、野鳥の羽根などの細かいディテールを撮影するのに

大変適しているそうである。

そのボーグを使った作例を見てみると、どれも素晴らしいものばかりである。

実はこのボーグというものには以前から興味はあった。

だがパーツの多さ、様々な組み合わせのバリエーションがあるが故にどういうシステムを組めばいいのか

いまいちわかりにくかったという事もありいまいち導入に踏み切れないでいた。

が、そこへ今回の値上げのニュース。

実際どの程度の値上げかはわからなかったが、導入の動機付けとしては十分であった(笑)

悩んだ結果、在庫のあった77EDⅡ望遠セットを購入。

それと同時にもう一台新たな機材を頼んだがこちらは少し間に合わなかったので、とりあえず手持ちの

ニコンD300に取り付けてみた。

P4161108.jpg

初めて見た方はびっくりされると思うが、カメラのレンズとしては異常に長い。

しかし思ったより重量は軽く、キャノンの70-200+テレコンと同じか多少重い程度だ。

これで直焦点で約700ミリ、D300だと1.5倍で1050ミリ超の望遠レンズとなる。

もとがカメラレンズでは無いのでもちろんピント合わせはマニュアルとなるが、ドローチューブの伸縮と

ヘリコイドにより細かなピント合わせが可能となっている。

初めのうちは多少手間取るが、慣れてくればそう難しくないと思った。

とりあえず今回は試しという事で車の中から半手持ちで撮影を行ってみた。

DSC_2317.jpg
ホオジロ

これが一発目に撮影した画像。

ジャスピンとはいかないがまずまずの写りだと思う。

DSC_2324.jpg
ノビタキ

DSC_2366.jpg
ルリビタキ

DSC_2567_20130416231249.jpg
ジョウビタキ

残念ながら今回撮影した画像にはジャスピンと言えるようなのは無かった。

ボーグの本当の実力はこんなものでは無い。

ヘリコイドを回しているとファインダーを覗いてピントが合っているように思われる範囲がけっこう

あったように感じた。

目にピントを合わせれば背中はすでにボケている、これだけの望遠になればピント合わせもシビアに

なるのだろう。

このあたりの感覚は少し慣れが必要だろうと思うがファインダー越しにでもピントが合ってきたときに

見える画像にはゾクッとするものがある。

使い込んでいけばボーグユーザーの作例にあるような綺麗な画像が撮れるのであろうか。

それにはひたすら撮影して経験を積むしか無いだろう。

あ、ちなみにD300では絞り優先モードによる撮影が可能でした。

また、ピント合わせがシビアなのできちんと確認出来ていませんがどうやらフォーカスエイドも使える

ような気がしました。

これは今後要調査です。